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注目でない、選挙区。

 さて、「政治ネタは疲れるんだよ」という舌の根も乾かないうちに、政治ネタでもやってみましょうか、今回の選挙、「注目選挙区」ばかりがマスコミでは取り上げられていますが、別に全国に注目選挙区だけがあるわけでなし、「注目でない、選挙区」の方が多いんだから、注目選挙区ばかりみても何もわからないんじゃないかねぇ、などと思っておるわけです。
 そこで、ちょっと考えてみましょうかねぇ、とまぁ、今回は、そんな、お話。

 ほいじゃま、とりあえず前提として、「小選挙区制」ってのがどういう制度なのか、といったあたりから、はじめて見ましょうか。
 え、そんなの分かってる。 「小選挙区制は二大政党制を実現するための制度だ」って、本当に、それだけ?

 そんなあたりから。
  

 で、まぁ考えるに当たって、選挙制度の種類、てのをおさらいしておきましょうか。
まず、大選挙区制、これは全国区とも言われていて、かつての参議院選挙などで行われていたもので、全国の得票の比率によって議席の配分が決まる、という制度だね。

 次に中選挙区制、全国をいくつかのブロック分けて、その中で人口配分にしたがって議席を割り振り、候補者名で投票するもの、日本は長らくこの制度だったんだよね。

 ほいで、今行われているのが、小選挙区制。 中選挙区よりも小さい、地域ごとの選挙区にして、その中の一位の候補しか当選しない、というもの。 であるから、その地域で一番強い第1党、第2党が受かりやすくなって、「二大政党制には適している」といわれているわけだ。

 でもね、それだけじゃぁないんだよね、日本の政治、選挙は長らく、「利益誘導型」でやられてたわけだよね、そうすると、「小選挙区制」にした場合、その地域の「有力者」の数も少なくなるのでもっと利益誘導型、になるわけだ、100人の「有力者」の説得をするよりも50人の「有力者」の説得をする方が簡単だからね(ちゅうか利益誘導の"アメ"も少なくて済むわけだ)。

 じつはそれが、ここのところの選挙で「自民・公明連立与党」が強かった、ていうことの理由にもなってたわけだ。

 さて、そういう前提を踏まえた上で、今回の選挙の「注目選挙区」をみると、確かに「郵政民営化法案」に賛成か反対かで選択肢を与える、という意味で、小泉さんの選挙戦術は「健全な二大政党制」に向かっている、ように見える。

 だけれども、これもじつはトリックがあって、例えば私が住んでいる「兵庫1区」をみてみると、自民党の候補者が2人いて、公認じゃない候補者も実は「郵政民営化法案」には賛成してるんだよね。

 さてはて、これは一体どういうことだろうかね。 これじゃぁ単なる自民党の中の「派閥争い」だ、て言われてもしかたがないんじゃないかねぇ。

 と、ぼやいてはみたものの、選挙の注目度自体は上がっているようなので、ちょっと面白いやね。
 今回のお話は、ここまで。

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Comments

久米さんと筑紫さんが組むそうですね・・。

小泉に大注目が行き、対立候補劇にマスコミの注目が行く。ほどほどに注目できる点はどこなのか。

Posted by: ライター1 | September 06, 2005 at 10:35 AM

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