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「妖怪大戦争」ネタバレ評。

 さて、角川の「妖怪大戦争」を見てきましたよ。 ということで、ネタバレ評を。

 で、全体の印象からざっくり言っておくと、「お子様にやさしいオタク向け映画」なのでは、と思いました。 戦隊モノとか好きなら安心して親子連れで見に行けるかと。

 豪華キャラ、豪華キャスト、総動員。 という、「夏休みおまつり映画」の王道を行っているようで、ちょっと違う。
なかなか面白うございましたよ、えぇ。

 あ、もちろんの事ながら、ネタバレだらけですので、みてない人は以下は見ないように。
今回は、そんな、お話。

 うん、正直、先行試写会でみて、劇場公開のあとまで置いておこうと思っていたので、かなり印象が薄れてしまっておるのだが、とりあえず、あらすじから。

 島根県北部の漁村に、都会からの「もやしっこ」が引っ越してくるが、地元のお祭りで「麒麟童子」とやらに選ばれる、と。
 で、その「麒麟童子」のお役目を果たすためには、近くの山の中にある、「伝説の剣」みたいなのを取ってこなければならない、と。

 最初は嫌がってるんだけど、じいちゃんが迷い込んだかもしれないと思っていってみる主人公。 そして剣をみつけるとそこには猩猩なる妖怪がいて。

 で、あれやこれやいろいろあって、その剣を持って妖怪たちを変身させて悪事を働こうとしている悪役(豊川悦司、この人かっこよくなったねぇ)を倒しに行く、とまぁそんなようなお話。

 ね、「夏休み子供映画」の王道のようなストーリーでしょ、これだけ聞くと。

 しかし、オチ、およびそれがらみのところで、次々とこの王道の展開がはずされていくんだわ。
 まず、主人公たちが仲間を募ろうとする場面でも、どうにもならないような話になって、「やっぱかなわんべ」てな話になって「おひらき」になるんだよね(この場面の忌野清志郎のぬらりひょんは良い、ラスト近くはちょっと、と思ったけど)。

 それから、普通なら倒して終わり、となるはずのラストが、みょーな伏線でひっくり返される。
「小豆もピースも」って、なんだそりゃと思ってたら、最初からこの曲流れてたのね。
 あと「麒麟童子」ってなんじゃろう、と思っていたらキリンがスポンサーだから、なのね。 冷蔵庫開けて「後味すっきり」じゃにゃーよ、"当たり前田のクラッカー"てか。

 と、ちょっと自分でも「お子様向け、オタク仕様」には甘い気がするので、すこしいちゃもんをつけさせてもらうと、「大戦争」の場面、「映画館で見ても、ちまちましてて迫力がない」と思わせちゃーいかんだろう、せっかくあれだけ豪勢にエキストラとCG駆使してんだから、もっと視点を下げてみるとか、もみくちゃの様子の切り取り方を考えるとか・・・、「合成怪物」との戦闘シーンとかは結構良く出来てたんだから。

 と、初めて「関係者席」にすわれたのでものすごく甘めに書いてますよー、と言わんでもいいことを言ってみて(映画もそうだし)、今回のお話は、ここまで。

 政治ネタばっかりだと、疲れるんだよ、いい加減・・・。

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