ケーキのなみなみ。
そうそうそう、私はショートケーキなんかのクリームのなみなみが好きで・・・、いや、違うな。 そうじゃなくて、天然パーマの女の子とか(ゆるいウェーブがかかったのね)、三つ編みの女の子が髪をほどくとゆるくウェーブがかかっててそれを「なみなみ」といって・・・これは少女マンガネタやな(白泉社『フィーメンニンは謳う』だったか)。
そうじゃなくて、景気、ね。
各種景況指数は回復の傾向を示しているようで(それも根拠は怪しいもんだが)竹中さんが「構造改革の成果です」と胸を張っていらっしゃるご様子ではあるが、それってどうなんでしょうかね、とまぁ、今回は、そんな、お話。
ではまず、なみの種類から。
さて、景気というのは長期のなみと中期のなみ、さらには短期のなみがあるわけだね。
で、90年代の日本というのは長期と中期のなみが同時に下がっていた可能性があるんだ。 これはつまり、なにを意味しているかというと
「政府の政策がどうであろうと、景気(というか景況指数)は下がっていた」
という可能性があるということなんだねぇ。
さらに、景気のなみがどうやって起こるか、ということについては、一番分かりやすいのでは「在庫の調整によって起こる」ということなんだけど(ようは物を作りすぎると価値が下がり、それによって生産を減らすと価値が上がってまた売れるようになる、てことね)
こういう議論で一番問題にしなければならないのは
「そうはいっても個々の会社の在庫調整と、経済全体の在庫調整とは、あんまり関係がない」
ということなんだ、景況指数の景気判断ってのは、1個1個見たら在庫過剰になってたり、在庫不足になってたり(あ、在庫在庫言ってますが、この"在庫"には人、モノ、サービスが含まれますよ、念のため)するのを無理やりに平均して、ならしたあとの結果から言っているんだから。
さらにもう一つ言うと、平均したものが「景気判断」なんだから
「実は景気がいつの時点から下がったか、上がったかは、後になってからしか分からない」
んだよねぇ、だって個々の在庫を見ただけでは(何度も言うけどこれには人、モノ、サービスが全部含まれますよ)そこが在庫過剰だったとしても、本当に全体的に過剰なのか、分からないんだから。
でもまぁ、後から考えたときにこうでしたかね、と考えるのも無駄ではないので、それはそれでいいと思っているんだけれど。
そして最初の話に戻るけれど、ということは
「政府の経済政策が間違っていたとしても、景況指数自体は上がることがある」
んだよねぇ、しかし、私はだからといって、以前の日本の「土建屋行政」が正しいんだ、とは言いませんけれど。
まぁ、ごちゃごちゃ言ってみたけれど、うまくだまくらかしたんだから竹中大臣には本腰を入れてもらって、本気で政府支出のほうにメスを入れないとブッシュさんの二の舞(というかレーガンの二の舞だな)になって
「雇用なき景気回復」
になっちゃうよ、ということで、今回のお話は、ここまで。
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